車が道路上で故障し、動かなくなった場合、適切な対処をしないと事故の危険が高まります。以下の手順に従い、安全を確保しつつ適切に対応しましょう。
① まずは安全を確保する
車が完全に動かなくなったとしても、運転者と同乗者の安全を最優先に行動することが重要です。
- 車を安全な場所へ移動する
• エンジンがかかる場合は、ハザードランプを点灯させた上で路肩や非常駐車帯へ移動する。
• 高速道路の場合は、ガードレール外へ避難することを最優先する。
• 一般道なら、なるべく交通の妨げにならない場所(コンビニ駐車場や広い路肩)に移動する。 - すぐにハザードランプを点灯
• ハザードランプをつけることで、周囲の車に異常を知らせる。
• 夜間や霧の多い環境では、スモールライトやフォグランプも点灯。 - 発煙筒・三角表示板を設置
• 発煙筒(トランク内に常備)を使用し、後続車に注意を促す。
• 三角表示板(道路交通法で義務化、高速道路では必須)を50m以上後方(高速道路なら100m以上)に設置する。
② 乗員の安全確保
- 車内にとどまらず、安全な場所へ避難
• 高速道路ではガードレールの外側へ避難する(車内にいると追突の危険がある)。
• 一般道では、安全な歩道や建物の中に避難する。 - 夜間・悪天候時は特に注意
• 暗い場所では、懐中電灯やスマホのライトを使って自分の位置をアピールする。
• 雨天時はできるだけレインコートを使用し、傘は風で視界を遮るので避ける。
③ 故障の原因を確認
- バッテリー上がり
• 症状:エンジンがかからない、ライトやハザードも点灯しない。
• 対処法:
• ジャンプスターターを使う(携帯バッテリーがあれば即対応可能)。
• ブースターケーブルで他車と接続し、ジャンプスタート。
• JAFやロードサービスを呼ぶ。 - 燃料切れ
• 症状:エンジンが突然止まる、アクセルを踏んでも反応しない。
• 対処法:
• ガソリン携行缶で給油(近くのガソリンスタンドまで歩ける場合)。
• ロードサービスを呼んで燃料補給を依頼。 - タイヤのパンク・バースト
• 症状:ハンドルが取られる、ゴムの焼ける臭い、異音がする。
• 対処法:
• スペアタイヤに交換(ジャッキとレンチを使用)。
• パンク修理キットで応急処置(穴が小さい場合)。
• ロードサービスを呼ぶ。 - オーバーヒート
• 症状:温度計が異常に上昇、ボンネットから白煙。
• 対処法:
• エンジンを停止し、冷却する(すぐにボンネットを開けない)。
• 冷却水(クーラント)を補充(不足している場合)。
• ロードサービスに連絡(自力走行は危険)。 - エンジントラブル(異音・異臭)
• 症状:ガタガタ音、エンジンが吹けない、焦げた匂い。
• 対処法:
• エンジンを切り、無理に動かさない。
• プロに点検を依頼(レッカー移動が必要な場合が多い)。
④ 助けを呼ぶ
- ロードサービスを手配
• JAF(#8139)または加入している保険会社のロードサービスへ連絡。
• 高速道路の場合は、非常電話(オレンジ色のボックス)から通報。 - 警察(#110)や道路管理会社にも連絡
• 事故の危険がある場合や他の車に迷惑がかかる場合は警察に連絡。
• 高速道路ではNEXCO(#9910)へ連絡。
⑤ 可能なら事前に対策をしておく
- 日頃から車の点検を行う
• バッテリーの寿命(3~5年)を確認し、交換時期を把握。
• タイヤの空気圧・溝のチェック(スリップサインが出たら交換)。
• 冷却水やオイルの定期点検。 - 緊急時の道具を車に常備
• 発煙筒、三角表示板、懐中電灯
• ジャンプスターター、ブースターケーブル
• スペアタイヤ、パンク修理キット
• 携帯用充電器(スマホのバッテリー切れ対策)
まとめ
1. 安全な場所へ移動 → ハザードランプ点灯 → 発煙筒・三角表示板を設置
2. 乗員を安全な場所へ避難
3. 故障の原因を特定し、可能なら応急処置
4. ロードサービスや警察に連絡
5. 日頃の点検や緊急時の準備を怠らない
特に高速道路では、ガードレールの外側に避難することが最優先です。故障しても慌てず、冷静に対応しましょう!


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